『論理的思考の放棄』という記事を読んだ。なんでも、2週間でテレワークのシステムをくみ上げた凄腕プログラマーの方の書かれた記事なのだとか。
とても面白かった。
ブログを読んで声を上げて笑ったのは、久しぶりである。
とにかく愉快痛快。
ただ、あの境地に到達するのは、なかなか難しいと思う。
それ相応の修練が必要だろう。きっと。
とくに、ブログの中で磁石と鉄球のイメージ訓練の話も出てきて、すごくおもしろかった。
私も似たような訓練として、黒い点を空中に思い浮かべて、それを3個、そのまま9個に増やしたり、その点を大きくして体の周りを覆ったり(当然視界は真っ暗になるようにイメージする)というのをやっていた。
話をまとめたい。
集中して、没頭して物事に取り組んでいる人が持っている「何か」がある気がする。
アスリートとか、一流のアーティストなんかもそういったモノを持っているんだろう。
便宜上それを『スパーク』と呼ぶことにする。
私も絵を描いたりしている人間だが、やはり、自分がのぞまないモノを描いているときは、頭の中でいろいろと余計なことを考えてしまい、集中できない。
だからこそ、「今描いているものは、私は好きで描いているか?義理やおかしな義務感で描いていないか?」ということを意識している。
それがブレると結果的に絵が「つまらないもの」になってしまう。
だからこそ、「好きか嫌いか?」っていう感覚的なものが大事なんだろう。
また、物事をやる順番、優先順位は「どれに一番心惹かれるか?」である。
重要度とかそういうのはあんまり考えない。
人生は、自分が面白くないと感じることをやっているには、あまりにも短いのである。