イメージの力をうまく扱うには?

 

腹式呼吸を練習する

左手を胸の上に、右手を腹の上に置いてみる。

大きく動くのはどちらの手だろうか?

右手のほうが大きく動いていれば、腹式呼吸ができている証拠である。

腹式呼吸は深い息ができるためとても大切である。

 

口から大きく息を吐き、このとき身体の毒素を吐き出して、また息を鼻から大きく吸い込むことで、新鮮な空気を取り入れて、身体に活力を取り戻す。

 

■ 外から流れ込んでくるイメージから身を守る

 「意識」というものを持っているのは自分だけではないだろうか?ほかの人たちも世界を同じように認識しているんだろうか??そんなことを考えることがある。ほかの人たちに意識があるのかどうか、これは確かめる術がないため、不明である。

 

だが、少なくとも自分自身に「意識」が宿っているのは間違いのないことである。

なので、自分の所作に意識を乗せることをまずはやっていきたい。

 

■ 呼吸とイメージ訓練を組み合わせる

私は次のような順序でイメージ訓練をしている。

まず、口から息を吐く。次に、鼻から息を吸い込み、息を止める。

そして、息を止めたまま、これから行動する内容について、頭の中でイメージする。このとき、視点は自分自身の視点にして、目に映るものをできる限り鮮明に思い出すようにする。

イメージが終わったら、息を吐き出して終了である。

 

■ うまくいったら、うまくいった状況を脳内でもう一度イメージする。

うまく創作活動ができたときに、その創作活動がうまくいっている状況を脳内でもう一度イメージして、何度も再生する。

これをうまくやるために、うまくいったときの状況をできるだけ日記などにメモしておくとよい。

 

■ 意識で何かやろうと思ってはいけない。

 

基本的に、意識して何かやろうとすると心に焦りが生まれる。

そうではなくて、やるべきことは、イメージ訓練だけである。

そして、あとは、世界を意識をもって観察するだけである。