身体を開いた状態にする

 

■ 緊張した状態だと創作はうまくいかない

緊張した良くない状態を「閉じた身体」であると定義する。この逆にリラックスして、身体がうまく動く状態を「開いた身体」であると定義する。

ここでは、いかにして身体を開いた状態にするか?ということを考えていきたいと思う。

創作をするにしても、こわばった閉じた身体の状態ではうまくいかない。

まずは、身体を開いた状態にすることが最優先である。

 

■ 脳が受け取る情報が体を緊張した状態にしてしまう

脳みそはコンピューターであり受信機である。そして、厄介なことに、まずい思考にはまった脳は、人間の身体を緊張させて、コントロールしようとしてくる。

基本的にどんな情報も受け取ってしまうため、意識的に外部からくる情報に汚染されないようにする対策が必要となる。

大量の上方に脳が汚染されると、身体も緊張し、体調も悪くなる。

そこで、身体の主導権を脳から身体に取り戻す必要がある。

 

■ 体を徐々に動かすことでリラックスした状態を目指す

体をできるだけリラックスした状態に持っていく。

例えば、首だけ、まずは前後に傾けてみる。次は左右に傾けてみる。最後に左右に首をひねってみる。これをできるだけ、ゆっくりと動かすように行う。

そうすると、一番身体が緊張しないリラックスできる向き、というものが見つかる。そこを見つけたら、ホッと息を吐いてみる。

このように、自分の身体と対話することで自分の体の主導権を身体に取り戻し、リラックスした身体の状態にすることができる。

 

■ 本来のパワーを発揮するために

創造性は、人間にもともと備わった機能であり、それを最大限に生かしていきたい。

しかし、こわばって緊張した状態になった身体ではその力を発揮することは難しい。

そこで、能力に蓋をしないためにも、身体を開いた状態に変えて、創造性を発揮できる状態に持っていくことは、優先度の高い活動であるといえる。

 

もちろん、これは簡単に習得できない技術なので、長期的に身に着けられるようにしていきたい。

とはいえ、とても難しく考えず、信号待ちだとかそういうタイミングで体をリラックスさせられるように、ちょっとずつ身体を動かすことを取り入れていきたい。